2011年03月25日

注文の多い料理店

注文の多い料理店 (集英社文庫)注文の多い料理店 (集英社文庫)
宮沢 賢治

集英社 1997-06-20
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ざわざわ鳴るススキの中に、「西洋料理店・山猫軒」がありました。都会から猟に来た二人の紳士が、入ってみると…表題作「注文の多い料理店」ほか13編収録。これを読んだあなたは、世界を構成している基準が揺らぎ、自分と他者の間がきしんだ時の痛み、恐れを感じながら、魅力的な賢治ワールドを発見するでしょう。






集英社夏の100冊フェア特別カバーで可愛かったので買ってみた。

うーん面白くない。
暗い。
それが宮沢賢治の味なんだろうけどいまいち楽しくない。
古典に現代的な感覚で楽しさを求めたら駄目なんだろうか?
いや、純文学ならともかく童話なのだから楽しさを求めてもいいだろう。多分。
『流れ星が消えないうちに』という本の受け売りなのですが
宮沢賢治は本が売れなくて何度も原稿を改定して売っていたらしい。
なので色んなヴァージョンの注文の多い料理店などがあるらしい。
管理人が始めて宮沢賢治の物語を読んだのは中学生の頃。
教科書に載っていたオツベルと像でした。
そういえば記憶の中のオツベルと像と本書のオツベルと像は若干違うような気がします。
ちょうど10年前ぐらいなので記憶違いという可能性もありますが。
オツベルの像を始めて読んだ時は象さん可愛そうだなあと思ったり
オツベルって酷いなあ!!と憤慨していたはずなのですが
今読み返してみても「ふーん」と思うだけで
すっかり擦り切れてしまった自分を嘆くべきなのか
擦り切れるほど楽しい物語に触れることが出来た人生を誇るべきなのか。
とりあえず誇って生きたい。

皮肉な物語でも暗い物語でも
もっと可笑しかったり苦しかったり楽しかったりする物語が沢山あるのに
なぜ宮沢賢治は読み続けられているのだろう。
淘汰されない謎。
豚が食われたくないと泣く。はいそうですか。
鼠が嫌われていく。どこかで見た人のようですね。
当時は確かに売れなかったし
今私が読んでも何も感じない。
表紙買いして一応は手元に残しておくつもりでしたが
読む前ほどの執着はなくなっているので売りに出します。
さようなら。

posted by 安藤 at 23:00| Comment(0) | 集英社 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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